2011.02.16 Wednesday
金魚すくいでもらった金魚の飼育方法
金魚すくいの金魚を幼少の頃に多くの方が体験されると思いますが,もらった金魚を無事育てていくのは大変難しいと感じています.金魚すくいでもらった後の飼育方法についてご紹介します.参考になり金魚の命が助かれば幸いです.
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夏祭りの金魚すくいの金魚が幸せになるのを願い,当記事はトップ固定です.
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・ 金魚すくいで金魚をもらいます.袋に酸素を注入されるので,数時間,水中の酸素は大丈夫なようです.
・ 金魚を連れてきたらまず,カルキ抜きとエアレーション(ぶくぶく)をホームセンターやペット店で手に入れます.エアレーションは短期間なら酸素の出る石でも代用できそうです.
・ カルキ抜きがすぐ手に入らない場合,水道水を1日汲み置きして,これを使います.
・ 15リットル以上入るバケツなどの容器を用意します.水の量は多い方が良いので,20リットルバケツがおすすめです.バケツなどの容器に水道水を入れ,カルキ抜きを適量入れます.
・ 金魚すくいでもらった金魚は弱っていて病気を持っていることが多く,食塩浴を行います.濃度が0.5〜0.6%になる食塩を入れて溶かします.10リットルなら10000×0.005(〜0.006)=50(〜60)グラムになります.一握りくらいの結構な量です.
・ 金魚の入った袋をバケツの水に20分浮かべて,袋の水とバケツの水の水温をあわせます.さらに袋の中の水を半分捨てて,バケツの水を足して10分水をあわせます.これをもう一度繰り返し10分水をあわせます.その後,袋の中の金魚を愛護的にバケツの中に入れます.袋の水はバケツに入れないようにします.
・ エアレーションをバケツに投入します.
・ 必ずバケツに蓋をします.金魚は大ジャンプして飛び出して☆になることがあります.
・ 3日間,食塩浴を続けます.その間,餌は与えず絶食にします.与えると糞をして,水が汚れてしまいます.金魚は稚魚でなければ1週間程度の絶食は大丈夫とされています.食塩浴中に糞が出たら取り除きます.
・ 連れてきた金魚に異常がなければ,3日で食塩浴を終了して良いように思います.慎重を期したい,あるいは金魚の調子が悪そうなら,6日食塩浴をします.この場合,水が汚れるので金魚を連れてきてから3日に1回,食塩水を1/3入れ替えます.食塩水を1/3捨てて,その分,カルキ抜き,および同じ濃度になる食塩を入れた水道水を追加します.
・ もし残念にも,白点病やエラ病,尾腐れ病など,病気の徴候が出てきたら,食塩浴と共に病気に対応した薬浴も併用します.
・ 金魚に食塩浴をしている間に,これから長く飼育する水槽をセットアップします.
・ いろんな水槽がホームセンターなどにあると思いますが,60cm以上の水槽(56リットル以上)を強く推奨します.スペースの関係で45cm水槽(27リットル以上)でも最初はやむを得ないかもしれません.45cm未満,あるいは金魚鉢は長期の飼育には不適当と考えます.
・ スペースの点から難しい大きい水槽が必要な理由ですが,飼育に必要とされる水槽の容量の目安は,金魚の全長を足しあわせた数とどこかで見ました.金魚が5cmで5匹いたら,飼育している時点で少なくとも5×5=25リットルの水槽が必要となります.
・ 水槽の容量の目安については「オトナの金魚は、おおよそ1匹あたり10リットルの水が必要」という基準を示すサイトが多いようでした.この基準にすると,金魚が3cmなど小さくても,5匹いたら,少なくとも50リットル水槽(60cm水槽相当)が必要となります.
・ 金魚たちはすぐ大きくなるので,☆にせずに全員育て上げるには,結局60cm以上の水槽(56リットル以上)が必要になってしまいます.小型の水槽のままでは金魚が成長すればするほど水質が悪化し,金魚にとって苦しい環境になってしまいます.
・ 水槽はそばに電化製品が無くしっかりとした所に滑り止めのマットを敷いて設置します.可能なら専用の水槽台の上がベストです.滑り止めのマットがないと地震の時は恐ろしいと思います.
・ 水槽の他には,エアレーション,濾過装置(上部濾過推奨,外部濾過も可),水温計,水槽の蓋,ボトムクリーナーが最低限必要です.
・ 食塩浴と平行して,水槽にカルキ抜きを入れた水道水を入れ,エアレーション,濾過装置を稼働します.濾過装置は稼働直後では濾材に水質を浄化するバクテリアが発生しておらず,水質が2週間以上は安定しません.
・ 食塩浴が終了したら,金魚たちを水槽に引っ越しします.金魚をバケツの水の一部と一緒に袋に入れて,最初にバケツに入れたように水合わせをして水槽に移します.
・ 3日間,1日1回えさを少量与えて様子を見ます.
・ 問題なければ,1日1〜2回えさを,3分で食べきれる量を与えます.
・ 水槽を立ち上げてから1〜2週間,濾過装置に濾過バクテリアが発生して汚れを処理できるようになるまで3日に1回,水槽の水を1/3入れ替えします.水槽の水を1/3捨てて,その分カルキ抜きを入れた水道水を追加します.この時期に金魚かわいさにエサをあげすぎて水質悪化させて,水が濁ったり金魚を病気にしたりするように思います.
・ この後は,1週間に1回,水槽の水を1/3入れ替えします.水が濁ったり臭ったりしたら早めに入れ替えます.
・ 1ヶ月もすれば水質が安定しますので,1〜2週間に1回,水槽の水を1/3〜1/4の交換で済むと思います.
・ 金魚を連れてきて1ヶ月無事経過すれば,軌道に乗ったと考えて良いと思います.それまで,病気が発生したり,水質が悪くなったりすると,金魚が☆になるので大変です.
・ 水質の悪化については,水の濁り,水の泡立ち,悪臭,金魚の元気がないことで示唆され,水槽の部分水換えを早める,えさを控えるなどで対処します.
・ 病気については,水質を良くした上で,金魚を詳細に観察して,病名を考え,治療します.大ざっばに書きます.
(1)白点病(全身に白い白点)=薬浴(メチレンブルーもしくはマラカイトグリーン),水温が25℃未満ならヒーターで28〜30℃に加温,餌は少量与えても可.
(2)カラムナリス病(尾腐れ病,エラ病)(尾やひれがただれる,エアレーションしているのに鼻上げする,突進するなど奇妙な行動をする)=食塩浴+薬浴(グリーンFゴールド顆粒など),餌は絶食.
金魚のお世話は大変と思いますが,無事,金魚が成長すればきっと我々を癒してくれると思いますので,やり甲斐はあります.(^_^)
日本で最近悲惨な事件が多い気がします.金魚の飼育は想像したより難しくかわいがっている金魚でも一度は☆になってしまうことがあります.子供が金魚の飼育に携わることによって命の尊さを学んでくれるだろうと思います.

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夏祭りの金魚すくいの金魚が幸せになるのを願い,当記事はトップ固定です.
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・ 金魚すくいで金魚をもらいます.袋に酸素を注入されるので,数時間,水中の酸素は大丈夫なようです.
・ 金魚を連れてきたらまず,カルキ抜きとエアレーション(ぶくぶく)をホームセンターやペット店で手に入れます.エアレーションは短期間なら酸素の出る石でも代用できそうです.
・ カルキ抜きがすぐ手に入らない場合,水道水を1日汲み置きして,これを使います.
・ 15リットル以上入るバケツなどの容器を用意します.水の量は多い方が良いので,20リットルバケツがおすすめです.バケツなどの容器に水道水を入れ,カルキ抜きを適量入れます.
・ 金魚すくいでもらった金魚は弱っていて病気を持っていることが多く,食塩浴を行います.濃度が0.5〜0.6%になる食塩を入れて溶かします.10リットルなら10000×0.005(〜0.006)=50(〜60)グラムになります.一握りくらいの結構な量です.
・ 金魚の入った袋をバケツの水に20分浮かべて,袋の水とバケツの水の水温をあわせます.さらに袋の中の水を半分捨てて,バケツの水を足して10分水をあわせます.これをもう一度繰り返し10分水をあわせます.その後,袋の中の金魚を愛護的にバケツの中に入れます.袋の水はバケツに入れないようにします.
・ エアレーションをバケツに投入します.
・ 必ずバケツに蓋をします.金魚は大ジャンプして飛び出して☆になることがあります.
・ 3日間,食塩浴を続けます.その間,餌は与えず絶食にします.与えると糞をして,水が汚れてしまいます.金魚は稚魚でなければ1週間程度の絶食は大丈夫とされています.食塩浴中に糞が出たら取り除きます.
・ 連れてきた金魚に異常がなければ,3日で食塩浴を終了して良いように思います.慎重を期したい,あるいは金魚の調子が悪そうなら,6日食塩浴をします.この場合,水が汚れるので金魚を連れてきてから3日に1回,食塩水を1/3入れ替えます.食塩水を1/3捨てて,その分,カルキ抜き,および同じ濃度になる食塩を入れた水道水を追加します.
・ もし残念にも,白点病やエラ病,尾腐れ病など,病気の徴候が出てきたら,食塩浴と共に病気に対応した薬浴も併用します.
・ 金魚に食塩浴をしている間に,これから長く飼育する水槽をセットアップします.
・ いろんな水槽がホームセンターなどにあると思いますが,60cm以上の水槽(56リットル以上)を強く推奨します.スペースの関係で45cm水槽(27リットル以上)でも最初はやむを得ないかもしれません.45cm未満,あるいは金魚鉢は長期の飼育には不適当と考えます.
・ スペースの点から難しい大きい水槽が必要な理由ですが,飼育に必要とされる水槽の容量の目安は,金魚の全長を足しあわせた数とどこかで見ました.金魚が5cmで5匹いたら,飼育している時点で少なくとも5×5=25リットルの水槽が必要となります.
・ 水槽の容量の目安については「オトナの金魚は、おおよそ1匹あたり10リットルの水が必要」という基準を示すサイトが多いようでした.この基準にすると,金魚が3cmなど小さくても,5匹いたら,少なくとも50リットル水槽(60cm水槽相当)が必要となります.
・ 金魚たちはすぐ大きくなるので,☆にせずに全員育て上げるには,結局60cm以上の水槽(56リットル以上)が必要になってしまいます.小型の水槽のままでは金魚が成長すればするほど水質が悪化し,金魚にとって苦しい環境になってしまいます.
・ 水槽はそばに電化製品が無くしっかりとした所に滑り止めのマットを敷いて設置します.可能なら専用の水槽台の上がベストです.滑り止めのマットがないと地震の時は恐ろしいと思います.
・ 水槽の他には,エアレーション,濾過装置(上部濾過推奨,外部濾過も可),水温計,水槽の蓋,ボトムクリーナーが最低限必要です.
・ 食塩浴と平行して,水槽にカルキ抜きを入れた水道水を入れ,エアレーション,濾過装置を稼働します.濾過装置は稼働直後では濾材に水質を浄化するバクテリアが発生しておらず,水質が2週間以上は安定しません.
・ 食塩浴が終了したら,金魚たちを水槽に引っ越しします.金魚をバケツの水の一部と一緒に袋に入れて,最初にバケツに入れたように水合わせをして水槽に移します.
・ 3日間,1日1回えさを少量与えて様子を見ます.
・ 問題なければ,1日1〜2回えさを,3分で食べきれる量を与えます.
・ 水槽を立ち上げてから1〜2週間,濾過装置に濾過バクテリアが発生して汚れを処理できるようになるまで3日に1回,水槽の水を1/3入れ替えします.水槽の水を1/3捨てて,その分カルキ抜きを入れた水道水を追加します.この時期に金魚かわいさにエサをあげすぎて水質悪化させて,水が濁ったり金魚を病気にしたりするように思います.
・ この後は,1週間に1回,水槽の水を1/3入れ替えします.水が濁ったり臭ったりしたら早めに入れ替えます.
・ 1ヶ月もすれば水質が安定しますので,1〜2週間に1回,水槽の水を1/3〜1/4の交換で済むと思います.
・ 金魚を連れてきて1ヶ月無事経過すれば,軌道に乗ったと考えて良いと思います.それまで,病気が発生したり,水質が悪くなったりすると,金魚が☆になるので大変です.
・ 水質の悪化については,水の濁り,水の泡立ち,悪臭,金魚の元気がないことで示唆され,水槽の部分水換えを早める,えさを控えるなどで対処します.
・ 病気については,水質を良くした上で,金魚を詳細に観察して,病名を考え,治療します.大ざっばに書きます.
(1)白点病(全身に白い白点)=薬浴(メチレンブルーもしくはマラカイトグリーン),水温が25℃未満ならヒーターで28〜30℃に加温,餌は少量与えても可.
(2)カラムナリス病(尾腐れ病,エラ病)(尾やひれがただれる,エアレーションしているのに鼻上げする,突進するなど奇妙な行動をする)=食塩浴+薬浴(グリーンFゴールド顆粒など),餌は絶食.
金魚のお世話は大変と思いますが,無事,金魚が成長すればきっと我々を癒してくれると思いますので,やり甲斐はあります.(^_^)
日本で最近悲惨な事件が多い気がします.金魚の飼育は想像したより難しくかわいがっている金魚でも一度は☆になってしまうことがあります.子供が金魚の飼育に携わることによって命の尊さを学んでくれるだろうと思います.


















